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子宮頸管ポリープは良性の病気ですが婦人科で検査が必要です

卵巣の中にできる悪性腫瘍で、月経やオリモノ等の初期症状もなく、進行が早いという、女性のがんの中でも厄介な存在です。腹痛や腹部の張り、ウエストが太くなった、トイレが近いなどの症状で病院を受診して検査を受けたら、卵巣がんが発見されたというケースもしばしばです。

卵巣がんは抗がん剤が効きやすい

手でしこりに触れることができるのは、卵巣がんが握りこぶし大くらいになってからですが、この段階ではがんはかなり進行しています。さらに病状が悪化すると、腫瘍が周囲の臓器を圧迫するため、頻尿、下痢、腹痛などの症状も現れます。

卵巣がんは、30~50代の妊娠、出産経験のない女性に多く、血縁者にがんになった人がいる場合はリスクが高くなります。子宮体がんの検査と一緒に卵巣がんの検査を行うことができるので、卵巣のチェックもしてもらいましょう。

従来、予後が芳しくなかった卵巣がんですが、治療技術が進んだ現在では早期発見できれば、治る確率が高くなってきました。手術では病巣である卵巣を摘出しますが、将来の妊娠を希望する場合は、がんを発症していない方の卵巣を残すことができるケースもあります。

卵巣がんの化学療法(抗がん剤による治療)では、一般的にパクリタキセル(商品名:タキソール)とカルボプラチン(商品名:パラプラチン)、またはドセタキセル(商品名:タキソテール)とカルボプラチンを併用して実施されます。

いずれの組み合わせも効果は同じですが、前者の組み合わせは神経毒性の副作用が現れやすく、後者の組み合わせでは白血球減少の副作用が発現しやすいため、医師が患者さんの状態に合わせて使用する抗がん剤を慎重に選択します。

卵巣の腫瘍の約80%を占めている卵巣嚢腫は良性の病気です

卵巣にできるしこり(腫瘍)には、卵巣嚢腫と充実性腫瘍があります。卵巣の腫瘍の約80%を占めている卵巣嚢腫は、良性の腫瘍でブヨブヨしており、中身は透明の液や、粘液、皮下脂肪、骨、髪の毛などの組織が入っているものがあります。一方の充実性腫瘍は、コブのように硬く、約70%は悪性で卵巣がんもこの一種です。

卵巣嚢腫は小さいときには症状に乏しく、大きく成長すると手でしこりに触れたり、違和感を感じたり、下腹部痛、月経痛、排便痛などの症状がでてきます。卵巣が根っこから捻じれてしまうものを茎捻転といい、激痛に襲われます。捻じれた部分から先の血流が途絶えると、組織に栄養が行き渡らなくなり壊死してしまうので、切除する必要があります。

腫瘍が小さく、良性の場合は、経過観察となり手術は行いません。腫瘍が大きくなると、嚢種を摘出するか、あるいは卵巣を全部摘出するかの手術が必要ですが、患者さんの年齢や出産予定の有無などによって選択肢は変わります。